EOS R欲しい
ついにキヤノンからもフルサイズミラーレスが発表されましたね〜!
正直EOS Mの最初があまりにもアレで後継のAPS-Cミラーレスもコレジャナイ感があったので(EOS M2は持ってますけどね)全然期待していなかったのですが、発表された内容をみて唖然。久々にカメラでビビッときました!
というわけでちょうど触る機会があったので触ってきました!
結論
- EOS 6Dからの買い替え(買い増し)候補として魅力がたくさん
- RFレンズはまだ手を出せそうにないのでEFレンズ資産を活用したい!
- ドロップインフィルターマウントアダプターが魅力的すぎる。これだけのために買ってもいいレベル。
- 237,500円空から降ってきてくれ。
EOS 6Dの次の機種によさそう
自分が普段使っている機種がEOS 6Dです。6Dは2年前に購入し、その前はEOS 40Dを10年ほど使っており、それなりにEOSシステムの資産を持っています。
主に撮るものは風景画などの静体メイン、たまにポトレ。望遠よりも広角スキー。もちろん仕事ではなく趣味です。6Dにさほど大きな不満があるわけでもなく、6Dを買うときも3年は使い倒すつもりで買ったので、あと1年は(たぶん)買い換えるつもりはないですが、今後買い換えるとしたなら、正統の後継機種であるEOS 6D Mark IIよりEOS Rの方が魅力的に映る!
正直、EFマウントの資産がなく、無の状態からだったら長年のノウハウがあるソニー一強だと思っています。
良いと思った点
・ドロップインフィルターマウントアダプタ
これだけのために買いたい。
普段自分がメインで使っているレンズが、SIGMA 12-24mm F4 DG HSMなのですが、超広角の出目金レンズなので市販のフィルタが取り付けられません。
そのため、風景画には欠かせないC-PLフィルタや、長時間露光のお供であるNDフィルタを取り付けるのはかなり困難です。(旧製品だと自作で強引に改造する手もあったみたいですが…)
しかも、1つ買えば全てのEFレンズで使える!今までだとレンズ口径毎にフィルタを買わないといけなかった、口径がでかいといいお値段するフィルタを全てのレンズに使えるメリットはかなりでかそう…!
・広すぎるAFエリア
6DのAFエリアってめちゃくちゃ狭いんですよね。というか真ん中に寄りすぎている。それは6D2になっても変わらず。これはAF範囲が広くなることによって画作りに幅が出るのでこれは使えそう。
・AF低輝度合焦限界が驚異の-6EV
ただし、これ罠があってf/1.2の場合らしいです。自分が持っているレンズで一番明るいレンズがEF24mm F1.4Lなので、f/1.4開放なら0.5EV落ちて-5.5EVになるのかなー?それでも十分すごいですが。f/2.8で-3.5EV、f/4だと-2.5EVになると思われるので、ライバル機種とさほど変わらない数字ですね。
ただ、今まで暗くてOVFだと見えなかったモノがレンズが明るければEVF越しに見えるようになる、合焦するようになるというのは心強いですね。
・バッテリーが使いまわせる!そしてUSB充電
採用されたバッテリーがEOS 6Dと同じLP-E6。旅行に持っていくのにいちいち機種毎に充電器用意するのって面倒ですよね?忘れたら最悪。バッテリーが切れたらただの邪魔な置物に早変わり。
さらにLP-E6NならUSB充電に対応(おそらくUSB-PD)しているので、むしろ充電器を持っていかなくていい!
・納得できる価格感
最近のキヤノンの新製品って目新しさがなく、その機能必要?ってモノを載せていて、でもそこは削るんだ、それでこのお値段はちょっと・・・というのが多い気がしてます(個人の感想です)。EOS Rは目新しさもさることながら、(個人的に)必要な機能は押さえており、さらにいい意味で期待を裏切るモノがあり、それで237,500円(税別)!
決して安いお値段ではありませんが、すごく高いというわけでもなく。直前にニコンのZ6/Z7の発表もあり、ソニーという先発のメーカーがあるにも関わらず、あまりの高さにかなり強気な設定だなあというのがあったこともあってか、いいとこ攻めてきたなあと思いました。
気になる点
・EVF
覗いてみてビックリ。今のEVFってこんなにレスポンスいいんだーって印象。
普段はOVF使っているし、結構前のCP+で覗いたEVFが若干遅れて表示されるのがすごく気になっていたので、全然よかった。
何より良いのは、EVFに表示されたまま撮影される、そして撮影結果がそのままEVFで確認できるので、いちいちファインダーから目を離して液晶を確認せず、そのまま続行できるのはよさそう。液晶と違って余計な光入ってこないし。
・マウントアダプタ越しのAF速度
現時点で、RFマウントのレンズを買うつもりはありません!
まさか初期に発表されたレンズ、4本中3本がLレンズとは。しかもかなりガチめのラインナップ。キヤノンのRFマウントに対しての本気度が伺えます。ボディよりレンズが高いなんてむーりぃー・・・さすが本体が撒き餌ボディと言われているだけあります(笑)というわけで基本的にマウントアダプタ越しにEFレンズで運用することになります。
ハンズオンコーナーで試してきたレンズは「EF24-105mm F4L IS II USM」と「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」の2本。EF24-105mm F4L IS II USMについてはマウントアダプタを介していることを感じないレベルで使える。全然実用範囲。EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは会場も暗かったせいか結構迷ってた。この辺は普段使わないので比較ができないけど、もう少し試してみたい。
・サードパーティー製レンズは扱えるのか
これが一番気になる。発売後のレポや店頭で触れるようになってからかなー。
気になる人は気になるだろうなと思う点
・ボディ内手ぶれ補正がない!
あるに越したことはないと思うのですが、普段撮っているのが超広角〜広角、望遠は大抵レンズにISがついてるし、そこまで必要性を感じないんですよね。
・動画が1.8xクロップされる
そもそも自分は動画を撮らないので全然気にならないのですが、4K動画を撮る場合、約1.8倍クロップされてドットバイドットでしか撮影できないみたいです。
最後に
EOS R欲しい!20万切ったら真面目に考えたい!(笑)
色々と書いたけど今は新しいボディよりSIGMAの70-200/2.8が来ることを願っています。